私たちについて

エビデンスに基づいた観察

高齢者の健康悪化には様々な原因が考えられます。その為、利用者様一人ひとりの体調や精神的バランスなどを常に観察しておく必要があります。仕愛会では日常生活の中での変化に対して目視での観察も行なっておりますが、より正確なケアを施す為に、北海道内、特にオホーツク管内では初導入の最先端介護用システムを導入し、24時間体制で利用者様の体調を記録し、それらのエビデンスを元に最も最適なケアを一人ひとりに施しております。

北海道仕愛会では、介護ロボットや記録システムを導入、ICT化を進めています。ICT化を進めることにより、入居者様の睡眠や、覚醒、起き上がり、離床などの状態を集中管理し、パソコン及びモバイル端末で確認できることにより、効果的・効率的な見守り、適切な訪室を実現し、介護従事者の見守り業務の負担軽減、夜間の巡回業務における、肉体的・精神的負担を軽減する効果が期待されます。
また、記録システムを導入する事で、情報の一元化が可能となりエビデンスに基づく介護サービスの提供を促進する事にも繋がります。

多職種連携・恊働

当法人では介護福祉士、看護師、栄養士、相談員など異なる職種のスタッフがそれぞれの立場から情報を共有しています。例えば、高齢者が発熱した場合に、その原因が夜間不眠にあるのか、それとも食事の際の水分不足にあるのか、はたまたその両方なのか。これらの原因を様々な立場から推察し、ケアプランを立てることで、見た目だけでは判断し辛い健康状態を早急に原因追及し、いち早くより良い健康状態へすることが可能です。

地域内外連携

他の研究会や、学会のカンファレンスを通じて、利用者様が安心して生活を送れるよう最新の情報をインプットし、臨床現場での実践・改善に努めております。北見摂食・嚥下ケア研究会とともに「最後まで口から食べる」を諦めないケアづくりに取り組み、歯科医師をはじめ、言語聴覚士、作業療法士、歯科衛生士など地域の仲間と協力し、高齢者へ食べてもらう、飲んでもらう、口腔ケアの実践をしています。