日頃より、私たち社会福祉法人北海道仕愛会の運営に対しご支援を賜り心より御礼申し上げます。
社会福祉法人北海道仕愛会は、昭和45年12月「カトリックの精神に基づき、基本的人権である自由と平等を大切にし、お互いに信頼と思いやりをもって交わり、明るく希望の有る幸せな生活を送ることができる」事を目的として出発し43年目を迎えました。当時、網走管内において特別養護老人ホームは1カ所もなく、管内で一番最初に作られた歴史あるカトリックの施設です。
現在の事業内容は、特別養護老人ホーム光の苑(102床)、短期入所光の苑(15床)、光の苑デイサービスセンター憩い(定員34名)のほか、北見市から業務委託を受け施設入浴サービス事業を展開しております。
昨年4月より、より良い介護の実践として、「科学的介護」の取り組み自立支援型介護をすすめてまいりました。排泄の自立に向けたオムツゼロの取り組みや、食べられる口づくりのための口腔ケアの取り組みなど、生活機能の維持・向上のケアを実践してきました。デイサービスにおいては個別機能訓練に取り組み、楽しく元気にご利用いただいております。一人ひとりにあった個別ケアのあり方を検討するための委員会を立ち上げ、安心して生活をおくることができる施設へとしていくため日々研鑽してまいります。。
入居されている皆様が「ここにいれば楽しい、安心だ」と思っていただけるケアを全職員一丸となって、提供すると共に、地域社会へ貢献ができる施設作り、家族や友人・知人に誇れる職場づくりを実現していけるよう努力して参る覚悟です。今後も皆様からのご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
特別養護老人ホーム 光の苑 施設長
光の苑デイサービスセンター憩い 管理者 山口 敏夫
昭和38年に老人福祉法が制定された後、昭和40年になっても網走管内において特別養護老人ホ-ムは、ひとつもありませんでした。昭和44年の網走管内カトリック教会神父の会合において設立の話し合いがなされて、法人が組織され、京都舞鶴市のナザレト修道院から15名の修道士が移転しその運営にあたった。